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サラリーマンもできる株取引で副収入

 実際に株取引をしたことのない人でも、株取引がどんなものなのかはイメージできるものでしょう。株式会社は、資金を集めるために株式証券を発行し、その資金を使って利益を得た場合に、資金を出してくれた人に利益を配当する仕組みになっています。お金を出した企業が儲かれば、出資した人も儲かるというのが株式の基本的な仕組みです。
 ですが、株式はもちろん、利益を上げるだけでなく負債を抱える可能性も持っています。株価は常に動き、値上がりしたり値下がりしたりを繰り返しています。株取引で利益を上げる場合は、配当ではなくこの株価の上下を利用した、キャピタルゲインが多くなっています。ちなみに保有している株式の配当による利益はインカムゲインと呼びます。キャピタルゲインは、株式の場合は安く買って高く売り、その金額の差で利益を出す、そして空売りして株価が下がったところで買い戻すという二種類の方法があります。もちろん思惑通りに株価が動かなければ損失になりますが、インカムゲインに比べてリスクが高い分、大きな利益を得る事が可能です。
 日本市場は平日の、AM 9:00〜11:30、お昼休みをはさんでPM 0:30〜3:00までの間に取引されます。普通に会社にお勤めをしている人はほとんど、会社にいる時間です。そのため、サラリーマンには難しい取引でした。
 それでは、サラリーマンがトレードに参加するにはどうしたらいいのでしょう。最初の方法は施設取引所を使った取引です。現在は「ジャパンネクストPTS」のナイト・タイムセッションで取引可能です。以前はもっと多くのPTSがあったのですが、軒並み夜間取引は終了し、現在はこのシステムのみになっています。ジャパンネクストPTSの参加証券会社は、楽天証券、クリック証券、SBI証券、オリックス証券、ゴールドマンサックス証券です。このPTSを利用すれば、会社が終わってから証券取引所を介さずに株取引に参加することが可能です。
 もう一つの方法は、携帯やスマートフォンを使って、仕事の合間の休憩時間などにネット証券を利用する方法です。とくにスマートフォンは、充実した機能を持つアプリを、証券会社側が提供してくれています。もちろんパソコンに比べて入力しにくい、操作が大変なのは否めませんが、今はどんどん機能が充実していますし、タブレット端末も普及してきました。まあ、中には会社のパソコンや支給携帯で株取引を行う人もいるかも知れませんね。これは服務規程違反ですし、通信費を横領していることになりますので、ばれる前にやめて下さいね。